2017.06.19
一口に水道水といっても、川やダム、わき水など取水する水の質とろ過方法により、その水質は日本国内でも場所によって大きく異なります。
クリタックでは、クリタグループ、クリタ分析センターの水分析技術を活用。実際にサンプリングした水質分析結果を基に、全国の水質マップを作成しています。主要都市を中心とした詳細な水質区分をデータベース化することで、全国のお客さまへの、よりスピーディで柔軟な対応を可能にしています。
水の硬度は、水1リットル当たりにマグネシウムとカルシウムが何mg含まれているかを示しています。WHO(世界保健機関)の基準では、硬度120mg/L以下が軟水、120mg/L以上が硬水とされています。日本の水道水は一般に軟水であると言われていますが、その硬度は地域によって異なります。またシリカは、二酸化ケイ素、もしくは二酸化ケイ素によって構成される物質の総称です。
このマグネシウムとカルシウム、シリカなどが沈殿、固体化したものがスケールと呼ばれ、付着したスケールは様々なトラブルの原因になります。
(1)本表は現地にて(水道水)を採取し、クリタ分析センターで分析したものです。
(2)加熱機器(スチームコベクション、蒸し器など)のスケールトラブルを防ぐ指標として、参考にしてください。